カウンセリングは役に立ちません
診療心理士では治りませんよ
話は少しさかのぼりますが、休職する少し前に、心療内科から診療心理士を紹介されました。
わらをも(診療心理士はわらでした)つかむ気持ちで、紹介されたカウンセリングを受けることにしました。
これは保険が適用されなせんので、かなり費用が掛かります。たしか1回5~6000円ぐらいやったと思います。
話を聞いて適当なアドバイスをするだけ
診療心理士は正式な医療行為ではありません。
治療をするわけでも薬を処方するわけでもなく、ただ話を聞いてくれるだけで、最後にまとめとして、適当なアドバイスをしてくれます。
最初に行ったときに「こんなんで治るのかな?」と疑問を持った記憶があります。
ワンクール5~6回だったと思います。
話は逸れますが、「名探偵モンク」というアメリカのドラマをご存知の方は、このカウンセリングの様子がよくわかると思います。
モンクは超潔癖症という心の病で、カウンセリングに通っています。
もちろん、名探偵ですから、あざやかな推理で「経緯はこうです!」と難事件を解決してくれますが、一方で、心の病を抱えているという設定で、自律神経失調症のおっさんにはとても心癒されるドラマです。
まあそんなわけでワンクールの無駄金を使って、結局何も変わりませんでした。
これがきっかけで主治医に不信感を持つようになりました。
うつ病の薬も試しましたが
このころから結構うつ病の新薬が開発されていました。
記憶があいまいなんですが、私がこのころ(2000年ごろかな)試したのはドグマチールかな。パキシルはもっと後だったように思います。
いずれにしても、私はうつ病ではありませんので、全く効果はありませんでした。
うつ病と自律神経失調症では根本的に治療方法が違うと思います。
うつ病患者は、その原因が結構解明されていますので、抗うつ剤が劇的に効くそうです。
自律神経失調症は中途半端な病気で、パニックなんかともよく似ていますが、どうも根本的な治療法も薬もないようですね。