久しぶりに胃カメラを飲みました
10年ぶりかな~
まだ在職中だった頃、1か月以上胃の調子が悪く、最後の方ではもう仕事中も胃のことが頭から離れないような状態でした。
さすがに食欲も落ちてきて、大好きなアルコールさえ飲む量が減ってきました。
「これはもうやばいな~どうも十二指腸潰瘍とも違うような気がする。」
てなわけで、覚悟を決めて胃カメラの予約をしました。
結果は胃が荒れているだけで、組織検査でもガンは見つかりませんでした。
この時は、本当にうれしくて、スキップしながら病院の帰りに散髪へいったことを思い出します。不思議なもので、病院で処方されたガスターとムコスタを飲んだだけで、1週間ほどするとうそのように治ってしまいました。
今度は十二指腸潰瘍のような気がするけど
さて、今年の5月中旬ぐらいのことです。
首が痛くて2週間ほど治療に通っていたのですが、快方に向かうにつれて今度は胃が痛くなってきました。
医師から胃の薬を処方してもらい、しばらく飲んでいたのですが、一向に治る気配がなく、そのうち背中まで痛くなって「これは胃だけじゃないかもしれん」。
エコーの検査では胆石もなく、軽い脂肪肝が見つかっただけでした。
「薬は出しますけど、やはり1回、胃カメラの検査をした方がいいですよ」
覚悟を決めて6月28日に胃カメラの予約をしました。
検査は体に悪い
検査の日が近くなるにつれてどんどん体調が悪くなってきました。
胃の不快感よりも自律神経失調症からくる様々な症状に悩まされました。
朝はえずきまくり、頭がぼーっとして、午前中はほとんど動けません。前日はもうほとんど食事ものどを通らず、1日中横になっていました。
「もう、アカン」
さて、検査当日。
あまり寝てないにもかかわらず、それほど不快感はありませんでしたね。不思議です。開き直ったのでしょうか。
8時50分に病院へ行き、心臓バクバクさせながら名前を呼ばれるのを待ちました。
まず、胃の中を洗浄する液体を飲まされました。ポカリスエットを思い切り不味くしたようなものでした。
そして処置室で麻酔の薬を鼻から注入され、5分間ほどベットで横になっていると次に、左右どっちの鼻からカメラを入れるかを聞かれました。
言うのを忘れていましたが、胃カメラは「口から」と「鼻から」の2種類の方法があり、圧倒的に「鼻から」の方が楽です。
前回の検査も鼻から入れました。
とりあえず「右からお願いします」と言うと、右にプラスチック上の管を挿入され、「う~ん、こっちからは通りませんね」と。
以前はどっちから入れたなんて覚えている訳ありませんので、少し焦りました。
試しに左から挿入すると、何とか無事通過。ホッとしました。ダメだったら「口から」になりそうでしたからね。
この間、看護師さんから「大丈夫ですか」て何度も聞かれました。
緊張のため、よっぽど真っ青な顔をしてたのでしょうね。
鼻にプラスチックの管を入れたまま待つこと5~10分。ようやく医師の登場です。
ここまでで30分ぐらいかかりましたかね。
体を左に向け、自分でもカメラを見ることが出来るような格好で、いよいよカメラの挿入です。
鼻からとはいえ、のどを通る時は少し気持ちが悪いものです。
そこから少しずつゆっくり食道へ。
「逆流性食道炎の症状が見られますね」
「あ~胃がすごく荒れています。全体的にかなりひどいですね。」
肩に力が入って、げっぷは出るし、カメラのモニターなんか見る余裕は全くありません。
「十二指腸は潰瘍の痕跡が3か所ぐらい見られます。今は出血しているところはなさそうですね」
ここまでで15分ぐらいでしょうか。
多分、戻るのに10分ぐらいかかったと思います。
そして最後に、「胃はかなり荒れていますが、ガンやポリープはありませんね」
胃カメラのいいところは、結果がすぐにわかることです。
とりあえずホッとして、診察室でもう一度写真をじっくり見せられ、ピロリ菌の検査をすることになりました。
ピロリ菌の検査をするには、胃カメラの検査が必須らしいです。
まあ、間違いなくピロリ菌がいるでしょうね。
それにしても、検査で相当神経を使ったのでしょうね。あれからずっと調子が悪く、夕方になってようやく動けるような状態です。
ピロリ菌退治については次回。