会社員時代の心身症…3 休職中、わらにもすがってナゾの宗教体験!
休職中にもう一つ、わらをもつかんだ話
休職中はいろいろな方から電話をもらいます。
学生時代の友人はもちろんのこと、会社の同僚からも、最初は頻繁に電話があります。
内容はほとんどが体調についての質問です。
また毎日何してるのかとか、仕事の話もありますし、近くにいるから「昼飯たべよ」なんてのもありました。
ゴルフの打ちっぱなしに誘ってくれたり、落語を聞きに行ったり、ホントさまざまです。
お誘いは出来るだけ断らないようにしていました。せっかくの好意は大事にしたいですからね。
「宗教のようなもの」のお誘い
病気で休むと結構こういうお誘いがあるようですね。
会社の同僚から「ちょっと家に行ってもええか?」て、電話がありました。
そして、夫婦でやってこられました。
その日は世間話や体調の話をし、最後に、私に「手をかざして」帰りました。
やがて、次は「一度話を聞きにいかないか?」
となり、結局たまたま歩いて行けるところに「道場?施設?」が偶然あったものですから、そこへ行って話を聞き、手かざし体験なるものも道場みたいなところで、「施術?」されました。(?正式名称は完全に忘れました)
たしかその際「お布施」のような形で100円か200円、寄付をしたと思います。
友人の顔を立てて
私の同僚は「信者?」ではないようですが、その奥さんはその組織では結構ランクが上の方のようでした。
まあ、せっかく勧めていただいたし、乗り気ではなかったものの、わらをもつかむ(実はそんな気持ちもなかったですけど)気持ちで、しばらくその施設に通いました。
とにかく「断る気力」がありませんでした。
とりあえずOKする方が楽でしたから。
歩いて10分か15分ぐらいかな。散歩ついでに何日かおきぐらいに手かざしをうけに行きました。
これは拒絶反応?
4~5回ぐらいは通いましたかね。
で、結果的には最後の日になりましたが、その日の翌日に高熱を出しまして(インフルエンザではありません)寝込んでしまいました。
よっぽど私に向いていなかったのでしょうね。
たぶん拒絶反応だったと思っています。
生まれてこの方、神も仏も信じたことが一度もありませんでしたから、所詮無理ですわ。
結局、わらに終わったという話でした。
【ワシの闘病記 会社員時代編】