会社員時代の心身症…5 月曜日が怖い。。定年前に属託になったけど
めまいは原因不明のまま何となく治る
歩くのが困難なほどのめまいは1週間から10日ぐらいで治まりました。
会社へもしばらくは午後休で対応し、徐々に普段の勤務に戻りました。
確か中間決算と連結決算の資料を作っていたころだった思います。
特に連結決算はストレスでした。一番苦手な仕事でしたね。
まあ、そのあたりが一段落したころには、ほぼ2週間に1度ぐらいの通院で、日常生活にも支障なく、どうやら「完治」したようです。
充電が切れてきた
2年間の休息でかなり充電できたような感じでしたが、5年も6年も経つと、そろそろその充電が切れてきたようでした。
もう、心が休まるのは金曜日の午後あたりからで、日曜日はもう朝から憂鬱。
午後になると、もう休みは終わったも同然でした。
「明日は仕事か」の思いがずっと頭の隅のどこかにあり、全く気が休まりません。
結局、気を紛らわすためにアルコールが度を過ぎ、余計に月曜日が辛くなるという展開になって、もう悪循環です。
経理から損害保険の仕事に異動
仕事と同僚が変わり、少し気分も変わった感じでしたが、長くは持ちませんでした。
もう少しで60歳。定年まではなんとしても頑張らないと!
昔は病気以外で有給休暇を取るなんてなかったのですが、この頃は仕事の隙間を狙って、バンバン有給休暇を取得していました。
午後休の朝はとても気が楽でしたね。モチベーションは「定年まで」これだけです。
やっとこさ定年
もう35年以上働きましたが、会社へ行くのが楽しいとか、仕事が面白いとか、そんなこと一度も思った記憶がありません。
毎日、毎日、辛抱と我慢の連続です。ホントにここまでよく持ちました。
アルコールとデパスがなかったら、とっくにギブアップしていたでしょうね。
嫌いな言葉は「努力」と「根性」です。私には生憎持ち合わせていませんでした。
ちょっとでもあればもう少し会社生活も楽だったかもしれませんね。
ずっと通っていた心療内科も、この定年の少し前ぐらいに通院するのをやめています。
心療内科では治らない
話聞いて、薬をあれこれ変えるだけで、結局デパス以外は効果のある治療は何もありませんでした。
一番効果がないと思ったのは「漢方薬」ですね。
これは論理的に何か根拠があるのでしょうか、それともただの統計資料でしか効果を提示できないのでしょうか。
「のどの詰まった感じを解消する効果がある」なんて効能書には書いてありますが、ガスターとかSSRIのような論理的説明は何もありません。
胡散臭いです。
1年契約の嘱託
退職金ももらい、それで家のリフォームもしたし、まあいつ辞めてもいいのですが、満額の年金がもらえないので、理想は65歳までなんとか…。
だましだまし、適当に仕事をして、やる気がなければ休暇を取り、なんとか不始末だけしないように働きましたが、モチベーションの低さはひどいものだったと思います。
結局、2年でリタイア。ホント辛抱の足らん人間ですわ。
【ワシの闘病記 会社員時代編】